ジョブ型採用の導入とラグビー部員の進路(1)

◆「終身雇用なんてもう守れない」
経団連会長やトヨタ自動車社長から、終身雇用の維持は困難(というか不可)と言う言葉が出たことは記憶に新しい方も多いと思います。終身雇用は新卒一括採用と一体を成す制度なので、終身雇用制度の維持が困難と言うことは、新卒一括採用制度とその維持が困難、と言うことになります。

経団連中西会長の発言

トヨタ自動車豊田社長の発言

これらの基本的な論調から、半ば必然的に指摘されているのが「ジョブ型」の採用、雇用です。

◆「ジョブ型雇用」
私は、こう言った労働問題の専門家ではありませんので、詳細な点で事実の誤認はあるかもしれませんのでそれを割り引いて読んでいただければと思いますが、ジョブ型雇用と言うのは、会社がいろんな業務をこなさなければならない中で、ある業務を任せたい、例えばそれが経理のお仕事だとしたら、経理のお仕事をできる人を募集する、別にそれは年に一度ではなく、会社にとって必要な時期に行う、例としてはこう言うことにるかと思います。

つまり雇用の機会は、会社がある事業を拡大したいときとか、誰かが辞めたその後任補充のときとか、必要な時に必要な人材を募集するとき、ということになります。

逆にある事業から撤退するとか、縮小するとか、そういうときには雇用は失われることになります。

ジョブ型雇用は、これまで述べてきたような点で採用もその反対に職を失うことも、現状の精度に比べると大変柔軟に行えるところに大きな特徴があります。

◆「就活」には強いラグビー部出身者
ラグビー部に限った話ではありませんが、全般的に体育会系出身者は就活に強いとされてきました。

それは会社に入ってから待ち受ける年功序列制度下の上下関係、そして理不尽な仕打ちに対する耐性や、長時間労働への体力面での適応性などが、部活動の中で培われているからです。

全員がそうだとは思いませんが、平均的な学生と、体育会系出身の学生の比較において、一般的にそういう傾向があると思われる、ということだと思います。

(事実、私は理不尽な仕打ちへの耐性はありません。)

そう言った体育会系の中でも特にラグビー部は就活に強いとされてきました。具体的な例証は割愛しますが、私が読んだり聞いたりした中でよく聞くのは「ラグビーは1チーム15人と団体競技の中で最も多い人数で、それぞれポジションが分かれ役割を果たすことを通じて勝利を目指す、これは会社という組織ととてもよく似ている。だからラグビー経験者は会社でも役に立つことが多いから、就活でも評価される」というものです。

ラグビー経験者にとっては心地よい理論かもしれませんが、私がいつも思うのはそれはサッカーでもバスケでも「競技こそ違えどみんな同じでは?ラグビーが他と傑出して優れている点の説明にはなっていないのですが?」ということです。

私はラグビーが素晴らしいスポーツだとは思っていますが他のスポーツ経験者とラグビー経験者を比較して、どちらが良いという話には一定の距離を置く立場です。誰だって自分が打ち込んできたスポーツの経験者をよく思いたいバイアスからは逃れられません。

いずれにせよラグビー経験者は、新卒一括採用、終身雇用制度の中で評価されてきました。

続く

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