スーパーラグビーアオテアロアのコーチングボックスにも要注目…!

6月13日に開幕したスーパーラグビー・アオテアロアで時折映るコーチングボックスの映像を見て思ったことがあります。それは、コーチ陣に知日派が多い、ということです。

例えばその代表格とも言えるのがハイランダーズです。

現日本代表HCのジェイミー・ジョセフ氏も前職はハイランダーズのHCです。彼は日本代表が歴史的3勝を挙げたRWC2015の翌年、2016年に着任するわけですが、スーパーラグビーのシーズンが終わってからの着任だったため、2016年6月のテストマッチ、日本で行われたスコットランド戦には間に合いませんでした。

このことはジョセフ氏がテストマッチでなかなか勝てなくて、強化が進んでいるのか、いないのか、多くの方が自信を持てないでいる間は、日本協会の失態として、かなり指摘されていました。

話が逸れてしまいましたが、そのジョセフ氏がまだいなかった2016年、日本代表の指揮官を代行したのが、当時サンウルヴズのHCだったマーク・ハメット氏で、この方が今ハイランダーズのコーチを務めております。

そして、RWC2019でジョセフ氏の文字通り右腕として史上初のベスト8進出、これに大きく貢献したのがトニー・ブラウン氏で、この方もハイランダーズのコーチを務めています。

ブラウン氏はパナソニックワイルドナイツの前身、三洋電機ワイルドナイツでプレーされていました。トップリーグ経験者でもあります。

という事で、ハイランダーズのコーチ陣は知日派で固められていると言っても良いくらいです。

そしてブルーズ。ブルーズのHCはレオン・マクドナルド氏ですが、彼もヤマハ発動機ジュビロでプレー経験があります。

厳密にはコーチではありませんけども、ダン・カーター選手も今シーズンまで神戸製鋼でプレーしていました。

ハリケーンズのコーリー・ジェーン氏も東芝ブレイブルーパスにいました。RWC2011の優勝メンバーです。

またBバレット選手がブルーズに移籍して、そのあとSOに入っているガーデンバショップ選手も、お父様がオールブラックスの後日本代表でプレーされています。その時一緒に日本代表に来てくれたのが、ジョセフ氏。当時は別の国の代表チームに替わることができたようです。

前のHC、プラムツリー氏も一時期日本代表のディフェンスコーチを務めていました。外側の選手が鋭く前に出るディフェンススタイルはプラムツリー氏直伝のスタイルでした。最初の頃は度々破られてディフェンスどうなってんだと批判の対象になっていましたが、フィットしてくると安心して見ていられました。

私が知らないだけで、このようにスーパーラグビーのコーチ陣(一部コーチでない方も紹介しましたが)には、日本でプレーした、指導した、ゆかりのある方が大勢おられます。

ここまでだと、だからなんだ?と言う話なんですが、私が言いたいのはここからです。この人脈を生かして、日本に有望な選手をどんどん紹介して送り込んでほしいということです。

幸い、日本側にもNZで高名なコーチが沢山います。東芝のブラッカダー氏、サントリーのヘイグ氏、トヨタのハンセン氏、パナソニックのディーンズ氏など、名を挙げればキリがないほどです。

NZはラグビーが国技とも言われ、非常にレベルが高い分、才能のある選手でも出番を掴むことは容易ではないはずです。そんな若者を、生まれ育ったのとは異なる環境で鍛えると言う意味で、日本のラグビー環境を活用してもらえないかと思ったわけです。

「そんなことをしたら日本の選手が出番を奪われてしまうんじゃないか?」という心配もあると思います。それは尤もですが、私はラグビー王国の若者と日本の有望な若者が出場機会を奪い合う競争により、レベルアップにつながらないか?と思っています。

そう言った環境を提供できるだけのリーグを構築することは必要ですが、恐らくそれは出来ると思っています。完全な空論ではありますが、こうして日本とNZが互いに補完し合う関係になれたら、と思っています。

以上

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