ラグビー最古の対抗戦、ヨーロッパ「シックス・ネーションズ」に日本とフィジーが参加?

ヨーロッパ6か国対抗に日本とフィジーが加わる、という報道が出ています。ヨーロッパ6か国対抗は正式にはシックス・ネーションズ(Six Nations;6Ns)であり、イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランド・フランス・イタリアによる対抗戦です。
ちなみに「リーグ」と呼ばないのには理由があって、その背景にはラグビーの「対抗戦」思想というのがあります。

リーグというのは、一般的な理解の通り、複数のチームが集まって、総当たり戦を行い、勝ち点などの基準を用いて、最終的に1番のチームが優勝、というものです。

一方対抗戦というのは、6Nsで言うと、例えば「イングランドvsスコットランド」というのが対抗戦なわけです。

イングランドvsスコットランドはカルカッタカップとも呼ばれ、世界で初めて行われたテストマッチと言われています(ので、6Nsが世界最古の国同士の対抗戦、ということになっています)。勝ったチームにはカルカッタカップが授与されます。結果的にやっていることは一緒に見えるので、概念的な話ではあるのですが、6チームが集まって総当たり戦をしているのではなく、それぞれの対戦が伝統のある対抗戦として独立しており、それが集まったもの、ととらえていただければ、少しわかりやすいかと思います。


しかしそれだけに、ここに日本とフィジーが加わるとなれば非常に画期的な出来事です。従来、論じられてきたのは「イタリアの代わりに、ジョージアを加えてはどうか?」というものでした。というのも、イタリアは、最後に6Nsに加わったのですが(イタリア参加前は5Nsだった)余りにも勝てないので、それであればヨーロッパでは6Nsに次ぐグループと位置付けられている「ヨーロッパチャンピオンシップ」で無類の強さを誇っているジョージアを加えたほうがおもしろいだろう、というものです。

しかしそれさえも、6Nsは歴史と伝統のある対抗戦だから、ということもあって、ジョージアの参加、或いは「昇降各制度」の導入は見送られてきました。そんな6Nsに、ヨーロッパの国ですらない日本とフィジーが参加するとなれば、これは驚天動地の類です。

報道によると、6Ns+日本、フィジーで8か国を4か国ずつ2グループに分け、まずリーグ戦を行い、それぞれの首位チーム同士が決勝戦を行う、というものです。そうすると、リーグ戦3試合+決勝戦1試合の最大4試合行う訳ですが、1週間に1試合こなしても、1か月間の遠征が必要になります。これはかなり長いです。

これから詳しい報道が出てくるのかもしれませんが、このような検討が進んでいるということを頭に入れておくと、新情報をキャッチしやすいかもしれません。ただし、今世界のラグビー動向はかなり流動的であり、この手の情報は浮かんでは消える、怪情報の一つかもしれません。今のところ日本協会からの発表もないので、その点留意しておいたほうがよさそうです。

以上

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